さて 当日。
さすがニセコ!って感じの雪で
キャンプ場の入り口も ここかな?いや、もうちょっとかな?って言いながら
到着。
こんな細身な看板に対して 積もってしがみついてる雪のボリューム!
早速サイトを決めようと思うけど とりあえず雪多過ぎだもんね。
しかも除雪は 車が通る道だけ!
サイトはあくまで自分で作らなくってはいけない。
なんとかうっすら入っていけるところ(矢印のとこね)を見つけて いざ開拓!笑
スノーシューを貸してくれるので ふわっふわな雪をふたりで踏み固めていく。
スコップで雪かきするよりも ラクチンだし♪
で 完成!
こういうとこでは 竹ペグが一番らしいw
そしてそして ステキセンターハウス
いつもならゴローが嫌がって絶対にここは洗い物の時以外入らないのに
どういう風の吹き回しなのか
「よし!今回はサヒナに行って 夜はセンターハウスで過ごすぞ!」
なんて いきなりの宣言をしたものだから
気の変わらぬうちに!と、そそくさにここに来た。
で そそくさと一番奥の小さなテーブルに グラスなどを置いてみた。
もっと大きなテーブルがあるけど
わたしたちは新参者wなので 謙虚に一番奥の小さなテーブルにした。
多分 最初で最後だと思うけど
今回はとにかく思いつく限りのオシャレなキャンプにしてみよう と
無謀なチャレンジをしてみた。
きっと ほかの人たちにとっては何でもないことなんだろうけど
わたしたちにとっては至って真面目なオシャレなキャンプのつもりなので
どうか 生暖かい気持ちで見て欲しい。
とにかく これが限界だ。笑
待ちきれずに もうずっとこっちで飲もう♪と 二人でスタート。
ゴローがちょっとしたつまみを作ってくれた。
生ハムにかいわれ大根によく似たブロッコリースプラウトなんぞをくるっと巻いたやつ。
ブロッコリースプラウトなんて 名前だけでもちょっとオサレ!
ただし せっかくのオサレさも1本だけ脱走したヤツのせいで
いきなりダサいよね。
いつもは混雑して賑やかなハウス内も この日は誰もいない。
大好きなジャズが静かに流れているだけ。
外の青さがイイ感じ。
ここはオリーブオイルとニンニクの香りが似合うから とりあえずアヒージョ。
エリンギは輪切りにする方が美味しいね!
夜になっても 信じられないことにセンターハウスが貸し切り状態で
混んでるのが苦手なゴローも すっかり気をよくして
外から写真を撮ってくれた。
いつもいつも 外からこの光景を憧れの眼差しで眺めていたのに!(´;ω;`)ウゥゥ
なんて幸せ!
すっかりその気になって たくさん写真を撮ってもらったけど
待ち合わせのカレ(笑)が来ずに 閉店間際のお店でひとり待つ迷惑な客っぽい。
ここの薪ストーブが好き。
・・・と言いながら激写するわたしを 何故か大笑いしながら撮るゴロー・・・。
確かにオシャレな姿勢ではないのは認めるさ。
あ。ここは長靴は大事だよ。
ニセコの雪深さを舐めてはいけない。
薪ストの傍には 山盛りの薪が♡しかもデカい!
前回のキャンプでkanちゃんちの薪ストに薪をくべるって事の楽しさを
思い出したゴローが 嬉々として薪をくべる。
その薪ストに乗ってたECOFAN!ホンモノを初めて見たよ
このストーブの他にも もうひとっつ薪ストがあるんだ。
機関車トーマスのゴードンみたいな地味だけどガッチリタイプな薪スト!
この時にここにいたのはわたしたちだけだったから
ゴローがこっちにも薪をせっせとくべる。ニコニコ嬉しそうにね。
多分 夢みたいなひと時だったんじゃないかな。笑
外を見るといつもは薪がつんであるアーチのところがライトアップされてたね!
ふと ご機嫌なゴローにカメラを向けると
あの『北の国から』の五郎さんの真似をしていた。
どのシーンか わかったあなたは相当な北の国からバカさんだと思うよ。
多分 誰にもわからないと思うけどね。
そろそろメインのステーキなぞ スキレットで焼いてみる。
ガーリックとバターの香りがたちまち充満して たまらなく美味しかったりしたよ。
お腹いっぱいになったけど オシャレなキャンプの〆には
『潰れてない』ケーキよね
恵庭の『パティスリー イヌイ』ってとこのケーキなんだけど
めちゃ美味しい。
奥に写ってる方が わたしのなんだけど
上に乗ってる小さなマカロンがひどく美味しくって感激した。
とにかくね 潰れてないケーキはオサレキャンプの基本だからね!笑
デザートも完璧って思ってたけど・・・
メガネを頭にずらして 灯りを近づけてケーキのフィルムの始まりを探すゴロー。
もうさ。
そういうとこだよね!台無しだからね!
でも 二人のキャンプはいつも
さっさと食べて呑んで早い時間に寝てしまうんだけど
この日は夕方4時くらいから10時近くまでずっと楽しんでいたから
ここのセンターハウスの居心地の良さがわかるよね。
ただ今回は利用したのがわたしたちだけで 見事に貸し切りだったからこその
結果だからかもしれない。
まるで自分ちの別荘気分で調子に乗ったしね。
感謝 しかない。
結局この時はわたしたちの他に バンガローのお客さんが一組だけ!
管理人さんが言うには この1週間前くらいに
ニセコに近い喜茂別町で最低気温 -31.3度の日があり
キャンセルがけっこうあったらしい。
確かに寒いなんてもんじゃないし 雪は断続的に降ってるし
仕方ないかもだけど
こんな時しかない北海道ならではの 美しい景色は
ここに来て初めて感じることができるんだけどね。
だけど 誰しもビビるよね。-31.3度ってさ。笑
そのあとサイトに戻って ゴローはしばし焚き火を愉しみ
(あれだけ薪つっこんでたくせに あれはあれ これはこれ なのね 笑)
戻ってきてシュラフに潜り込んだと思うと 速攻寝てた。早っ!
サイトはわたしたちしかいないから とにかく静かすぎで
プライベート感がすごい。
こんなに誰もいないサヒナは なかなかないかも。
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ずっと雪が降り続いていた夜が明ける。
とりあえず 雪が真っ白できれいだもんね。
ニセコの雪は世界で10本の指に入る雪質のよさってニュースを見たけど
さすがだよ。
地価の上昇率も日本一になったらしいけどね。
二人でのキャンプでは まず二日酔いにはならないゴローだけど
この日の朝は 頭が痛い と苦しんでいた。
なんだかんだ言ったって楽しんでいたんじゃんね。
今回はとにかくオシャレに!なんて目指したキャンプだったけど
実はひとつ忘れてはいけないことがある。
ここに来る途中 いきなりゴローが大声で
「あっ やばい!グランドシート忘れた!」
って言い出したんだ。
コットだって持ってきてないしさ。直に寝ないといけない状態。
絶望感に打ちひしがれたけど車に乗せてた小さいシートをなんとかつなぎ合わせて
テントの半分までなんとかなった。
マットあったし ラグも折って重ねて 寒くはなくて良かったけど。
撤収作業中、記念に幕内を写真におさめてみた。
そっけない幕内だし(今回殆ど荷物下ろしてないしね)
右側に【あんか】が転がっているし
オサレには程遠い感じよね。笑
帰りに いつもの五色温泉へ。ここでも貸し切り状態!
誰もいないのをいいことに写真に撮ってみた!
入浴前の浴槽は 透明。
そしてわたしがひとたび入ると 下に沈んでいた湯の花が広がりたちまち乳白色へ。
露天風呂は雪の壁に寄り添いながら 夢心地に。
ここのお風呂はやっぱりいいよね。
ゴローの二日酔いも すっかり回復!
仕事でも色々とあって けっこういっぱいいっぱいな気持ちだったけど
やっぱり行って良かった。
ほんとにリフレッシュできたからね。
またいつか こんなキャンプができたらいいな~って
思ったりするのです。
まどぅーーーーーーん☆-ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノイエーイ
※ところで 薪ストの上に乗ってるこの昆虫らしきオブジェはなんの昆虫を模したモノなんだろ?誰か知ってる?見た事あるようなないような。
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