海っしょ~
blogを始めるずっと前から3年前まで、毎年必ず行っていた
『三本杉海水浴場 キャンプ場』
北海道民ならではの、海水浴場でのキャンプ!
ほぼ90パーセント以上、コールマンのテントが所狭しと並んでいるんだよね。
わたしの中では海=コールマン、という図式ができあがってる。
一番海に似合うテントだし、コールマンのマークが一番イキイキしているように見える場所だと思う。
※あくまでわたし個人の勝手な感想です。笑
と、いうことで・・・!
当時使ってたコールマンのスクリーンタープを久々に使ってみた。
これは、大型ホムセンでテントとセット売りしてたのを買ったもの。
今回はタープだけ使用してコットで寝ることにしたよ。
中も狭いタイプだから荷物も最小限にして、
当時はグッチャグッチャ(色んなモノ散乱状態ね)だったサイトはここまでシンプルに!
ずっとしまわれていた、コールマンのキッチンテーブル?も数年ぶりに日の目をみたりして。
・・・っていうか、あまりにシンプルすぎて貧乏くさい
この日、風が強くて設営途中何度も飛ばされそうになりながらやっとできたんだけど
プラペグもすぐはずれてしまう始末・・・
ひとりやる気まんまんのわたしは、かなり重い石を拾ってきてはペグの上に置いてみたりした。
ここは料金を払うと、毎年色違いのシールをくれてテントとかに張っておくんだけど・・・
タープだけでもこんなに残ってたよ。
ここは上にある監視室みたいなとこから、管理人のおじさんがしょっちゅう放送をかけていてちょっとうるさい。
「タープひと張り500円!テントひと張り1000円!」
(新しいひとが設営するたびコレ↑を連呼。竿竹売りのうたい文句みたい)
「浮き球の外には出ない!そこの○○のひと!決まりを守らないと全員海から出てもらいます!」
(ここで謎の連帯責任!!笑)
他にも常に気付いた事をずっと大声で言ってるんだけど音が割れて殆ど何を言ってるのかわかんない。
ただの騒音でしかない。
集金に来たおじさんにゴローが、もう少し声を小さくマイクから離れて言わないと何言ってるのかわかんない、みたいな事を言ってた。
(普段のゴローはそんなことをいきなり言ったりしないんだけどね、あまりに酷かった!)
でもおじさんは、とても素直な方ですぐさま改善されてよく聞こえるようになったのがエライ!
(相変わらずスピーカーからの呼びかけは多くてうるさいんだけどwww)
海キャンはやる事がなくてつまらない、っていうけどいつも飲むだけだし同じだよね。
久々の焼き鳥焼いたりして・・・
海で食べる焼き鳥&ビールの組み合わせは最高だと思うんだよ。
海で戯れるひとたちを眺めながらね~
けっこう遠浅の海で、波消しブロックがあるから波も高くなく安全な海水浴場なんだよ。
かなり段数のある石階段を上ると、トイレや炊事場、それにお店があるんだ。
わっかけ、というお店でいつも冷たいものを買って食べるのが
ここでの楽しみのひとつ。
気温が高くてドンドン溶けるんだけど、ここのソフトクリームは本当においしい(人´∀`).☆.。.:*・゚
わたしは普段全くと言っていいほどアイスとか冷たいものは食べない。
年に1、2回食べるとしたらここは絶対だよね。
大満足で、また石階段を下りていくわたし。
トイレや、炊事場に行くたびにここを昇降して歩きにくい砂の上をけっこう歩くことになるんだけど
毎回帰ると体重が減っているんだよ。
食べて呑んで甘いモノもたくさんなのにね。
それにしてもこう見ると、モーラップの方が断然混み合っていると思う。
昔はこんなもんじゃなかったからね。
当時はうちはワンコ2頭連れて来ていて、端っこの方で泳がしてたんだ。
オービスもクッキーも、泳ぐのが大好きでゴローや息子やわたしが泳いでいる周りを
グルグル離れずに泳いでいたんだよね。
犬かきって後ろ足を強くかくから、近すぎて太ももあたりに当たってものすごく痛かったりした。
思えば、2頭がいなくなってから初めての海キャン。
ゴローはそれが悲しくて嫌だったのかもしれない。・・・と、この時まではしんみりと思っていた。
そんなことをしみじみと思い出しながら、ふたりで海を歩く。
とにかく水がキレイ。綺麗なんてもんじゃなくきれい
ここは日本一レベルのAAって評価を受けてる海水浴場らしいからね。
ビーチサンダルを履いていたけど、砂の感触が気持ちよくて裸足で歩く。
妻のビーサンを持って、颯爽と前を歩くビッグダディw
いかにもビーチらしい光景が・・・
ここは夕焼けも綺麗!モーラップに負けないくらいのね。
この日は残念ながら雲が多かったけどそれでも美しかったな~
白ワインなんか飲んじゃったりして
夜は海らしくとにかく焼き肉を食べた!
・・・何事もなかったかのようにしてるけど
ほんとうに風が強い日で。油断するとすぐ砂が襲ってくる状態なんだよ。
なのでさっさと切り上げて寝ることに・・・。
でもここからが本当の恐怖の始まりだった・・・。
最初にも書いたんだけど、タープの中でコットを置いて寝たわけなんだけどね
尋常じゃない風力なわけ。
短いスカート部分は狂ったようにパタパタ騒ぎ、タープ全体がまるで外で大人8人がかりで
ゆっさゆっさと物凄い勢いで揺らしてるような感じ。
砂は勢いよく舞い上がって、ファ~っと降りてくる。
眠ろうにも、タープの揺れる騒音が恐ろしすぎてたまらない。ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
終いには、口の中で砂がジャリジャリいってるしヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!!
長い長い夜が明けると・・・
まわりのもの全てがふんだんに砂の洗礼を受けて
誰も踏み入れなかった廃墟の中で埃をかぶってあるものみたいに
見事に真っ白になってて愕然とした。
(とてもじゃないけど写真を撮る気持ちの余裕はなかったよね)
恐る恐るゴローを見ると、声を掛けるのもためらうほどに
めちゃくちゃ機嫌が悪いのが見てとれた・・・
こんなこと、ここにキャンプしてから初めてだったんだ。
足に付く砂が、ちょっと邪魔かも~程度だったのに・・・
よりによって、ここに来るのを渋るゴローをあの手この手でその気にさせてやっと念願が叶ったというのに・・・
無言で砂をどかしているゴローが低い声で突然言い放った。
「撤収!!!」
・・・ってね。
まだ朝6時台の出来事でした(´;ω;`)ウッ…
こんなところで朝ごはんを食べる気にはならない!とも。
それは確かに。
それから猛スピードで片づけた。
いちいち砂を綺麗にふき取らないといけなくて時間がかかったけど。
それにしても周りのひとたちは、あんな砂嵐の中平然としていたのがすごいなって思ったな。
何事もなかったかのように笑ってお話ししたり、ご飯食べたり写真撮ったりしてるの。
ここでのキャンプを楽しんでる。
うちは年中、毎週キャンプに行ってるけど過ごしやすいとこばっかり行ってたせいで
耐性がなくなってしまったんじゃないかと思ったりした。
なんかそれはつまらない気がするな。
結局、負け犬のように尻尾を丸めてわたしたちは逃げるように帰って行った。
サヨナラ、三本杉。サヨナラ、日本海。
もうキャンプで来ることはないらしいよ(´;ω;`)byゴロー。
途中、ニセコの雪秩父に行きお風呂に入ってサッパリしたあと
このまま帰れないゴロー発案のもと、お口直し?キャンプに行く事に・・・
次の日はわたしは仕事だから、朝そのまま仕事に行けるようにいつものここへ・・・
『ファミリーパークゴルフ追分』
ここは芝がいいけどロケーションが・・・と、いつも残念がるゴローだけどこの日は絶賛!
確かに砂が舞い散らないキャンプはなんて贅沢なものなんだろうと、泣きそうになったよ。
本当は海で作るはずだったけど、とてもじゃないけど無理だったサラダだって作れたし。笑
そんな時にチャリで炊事場に来たひとが、わたしのキラキラ部門の師匠wのなべちゃんだった!
(ってか、ここトイレまで遠かったりするから無料で自転車を貸してくれるんだって。今頃知ったよ。)
新しくできたエリア(上の方らへん)にやたらオサレなサイトがあったんだけど
そこにYさんと来ていたとのこと
夜に押しかけて少し(いや、けっこうずうずうしく長かったかも)お話しをしたよ~。
なんか、すっごい楽しくてずっと笑い転げていたような気がするよ。
なべちゃんは更に光と風の魔術師(笑)になっていて、また真似したいことが増えたよ。
またご一緒したい♪
穏やかに夜は更けていき、砂も舞ってなくてwww
次の朝はひとり職場に向かったわたしだったけど
最後の〆のキャンプがあってほんとに良かったと思う。
自分の軟弱さにちょっとショックを受けたけど、でも、あの綺麗な海と夕陽と雰囲気は大好きだから
喉元過ぎたころにでも、今度は風の予報もしっかり確かめて
また海には行きたいな~とたくらむ、懲りないまーどぅんでした!
まどぅーーーーーーん☆-ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノイエーイ
※来週は絶対オレの行きたいとこに行くからな!と、ジャイアンみたいに宣言したゴローでした。
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