今年も残すところ僅か・・・っていうか、もうほぼおしまい。
今更、よくわからないけどジタバタしてる
まーどぅんです。
さてさて・・・
ずっと雪中キャンプはありえないと言ってたゴローさんですが、
まだ落ちきらない泥の付いたティエラをなんとか雪でキレイにするため・・・
結局、またもや行って参りました!
今度こそ今年最後のラストキャンプです。
『ニセコサヒナキャンプ場』
だいたい、
サヒナってどんな意味なんだろうって思ってたんだけど
こんなパンフレットを発見
・・・非常に見づらいんだけどね
上の方に書いてあるね。
『草』って漢字をバラバラにして付けた造語らしい。
草冠⇒(カタカナにして)
サ
日⇒
ヒ
十⇒(カタカナにして)
ナ
・・・・なーるほどね。
あと、ここは景観を守るために電線を地中に埋めてるんだって。
美しいロケーションはこうして作られているんだね。
前回来た時も雪はあったんだけど、今回は本気でしっかり雪が積もっちゃってたね。
膝上まで、ズボっとあったよ
同じとこに、誰かがキャンプした跡があったからそこを利用することに。
小さめのテントだったらしく更に雪かきをしてティエラサイズに大きく場所を広げて、センターハウスまで最短距離で行ける小道を作ったりして・・・
何とかポールを立て終わり、じゃあフライシートをかけましょうかって時に・・・
「すみませ~ん!!!」
・・・と、二人の女性スタッフの方に呼ばれて。
どうしたかな~って思ってたら・・・
なんと、明日から
韓国の携帯電話のCM撮りが入るとの事でうちのサイトの場所を空けて欲しいらしい。
えぇ~っΣ(゚Д゚;)マジっすか?!今からっすか?!
でも、仕方ないのでどこならいいのか確認して・・・
(隣の、だーれも未使用の雪深いとこに決定 涙)
最初っから雪かき開始!
スタッフのお二人もテントサイズくらいの部分を1周、手伝ってくれたね。
あとは二人でやりますから~っと、爽やかにゴロー。
踏み固めるしかないべやって言ってたけど、雪の量が多すぎてやっぱりスコップでどかすしかなかった。
テント立てる前の作業がすごすぎて、もうぐったり疲れたよ
テント立てる最中に呑んだのは初めてだね。
色んなものを出し入れしたから、車の中のグチャグチャだ!
そういえば、この日は小雨とか降ったり止んだり・・・
暖かかったから積もってる雪もサラサラじゃなくてずっしり重くてね。
やっと設営完了・・・
2時間もかかったよ・・・
そうそう、忘れちゃいけない。センターハウスまでの小道をひとりで作ったよ。
油断するとね、ズボっと足が雪の中に沈むんだ。
どのくらい深いかは不明・・・
ふと見ると、遠くにスキー場の灯りが見えたよ。きれいだね。
汗かいて設営してた時は暑いくらいだったけど、夕方になるとさすがに寒くなり
ストーブに灯油でも入れようかと、先日買ったYAZAWAの灯油缶(⇒以下
永ちゃんねw)から、
ジョウロみたいなやつに移すためわたしがしゃがんで押さえてて、もういいかな~ってとこで
ゴローが付属のホースを抜こうとした時・・・
いっきなり永ちゃんたらロック魂を発揮しちゃって、わたしめがけて
ビシャっと灯油を浴びせてきた!
ロッケンロー!!!!♪♪♪ イエーーーーーー
顔やら
(口にも入った・・・びっくりして少しだけ飲んだ)髪やら、服やらまんべんなく浴びて
体中が灯油臭いわたし。灯油浴びた瞬間
思わずジョウロみたいなのをドンって置いた時にまわりにこぼれたんだけど、
その時にゴローが
「あ!こぼした!」って言ったのをわたしは聞き逃さなかったね。
体中に浴びてしまったわたしのことより、こぼした灯油を心配してた事は多分一生わすれない 笑
それから何となく険悪なムードに・・・
悪いことに今回はなるべく荷物を減らそうと、上着の着替えも持ってきてなくてひたすら臭くて・・・
「灯油、飲んじゃって大丈夫かな・・・?」
って言ったら、機嫌が超悪い(←わたしがぐじぐじ言うから)ゴローは
「大丈夫だって!・・・ライターの火に息吹きかけたら炎が上がるくらいだ!
・・・・ぷっ(自分で言って思わず吹き出してるし)」
でもでもでも!
今回はラストキャンプだし、気分を変えて今回の最大の楽しみをゴローに伝えたね。
それは、あのステキセンターハウスでの晩餐&晩酌さ
クリスマス近いしさスローなジャズが静かに流れている中、外の雪を眺めながらワインでも・・・
前回は団体さんがいたからあきらめたけど、今回こそは!ってね。
わたし、灯油くさいけどね。
今回もバンガローのお客さんが真ん中のとこと奥のテーブルを使っていたんだけど、
わたしが狙ってる(笑)手前が空いてたからそこを使わせてもらおう♪って考えてた。
ゴローがさすがに気を遣ってw、夜使う食材をテーブルに運んどくか?って
少し持ってってくれたんだけど・・・
すぐ帰ってきて・・・
「だめだわ。他の人、すでに使おうとしてなんか、布かけてるし」
(ちなみに布って、テーブルクロスのことねwww)
なーんですってえΣ(゚д゚lll)ガーン
ショックでその場に立ち尽くす灯油女。
そこにゴローの信じらんない言葉・・・
「あー。それに、どっちにしてもオレ
あんな賑やかそうなとこでメシ食うのやだな。
テントの中がいい。落ち着かないし。」
なーんですって~?!!!(゚д゚屮)屮
それじゃあ、どっちにしてもステキセンターハウスを使う事はなかったとおっしゃる???
どうにもこうにもがっかりしながら、あきらめてテントの中で夕食をつくったね・・・
わたしの気持ちを知ってか知らずか、二つのストーブが身体を暖めてくれた。
灯油かぶったわたしの犠牲の上にあるストーブたち。
そのころには憧れの場所は・・・
大人気のオサレレストランみたいな佇まいだ・・・
やっぱり、灯油女には似合わないかも。
おとなしくテントに戻ろう・・・
基本、トマトが好きだからね~
アヒージョ、今回も作りすぎかな?って思ったけど何だか美味しくて完食♪
こないだ、まるさんにご馳走になったのを参考に家で作ってきてみました。
“きたあかり”茹でて練ってクリームチーズを混ぜ込んで味付けしてみたんだけど・・・
イモの割合が多くて、ほぼマッシュポテトだったね
灯油で酔ってるっぽい 笑
足元の雪が溶けてべちょべちょになるのを恐れていたけど、
全然溶けないし快適だった!
早めに寝室スペースに引っ込んで2次会ね
(ベンチレーターふんだんに開けて、レインボーも一緒ね。)
外は雨が降り続いてて、でも穏やかな静かな夜で・・・
気持ちよく眠っていたんだけど・・・
夜中、ものすごい大きな風の音で目が覚めた!!!
よーく音を聞いてると、かなり遠くから
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーー
って聞こえてて、それがどんどん近づいてきて・・・
きた!ってとこでテントが揺れてるしっΣ(||゚Д゚)ヒィィィィ
やばくない???
だってさ、雪深いからペグなんて地面に刺さってないしさ・・・
ひとたまりもないんじゃない?
そのうち・・・足元がフワッ・・フワッっと持ち上がってきた!
最初、ゴローがなんかふざけて怖がらせてるんじゃないかって思ったんだけど、
となりで動いてないし・・・
次の瞬間
どんがらがっしゃーーーーーん!!!!
驚いて飛び起きてチャック開けて前室に出てくると・・・
前室の広さが半分になってるしーーー!!!
調味料関係とか、荷物が下に散乱しちゃってるしーーー!!!
ポールとか折れちゃったんじゃないかと思ったけど、テントのフロント部分が中に
入りこんだ結果と判明。
でも相変わらず、風は強くて襲ってくるたびに中からポール支えて(フライシート、風で浮くし!)
手は冷たいし、こんな状態でストーブは絶対付けれないしで寒いし!
ゴローが黙って外に出てって、スカート部分に重い雪をどんどんかけてったね。
1周、ぐるっとかけ終わって入ってきた。
もう、どんな強風にもびくともしなくなってた。
後から調べたら、冬用ペグか、こうして雪かけるかが正解らしい。
嵐のようなおっそろしい夜が明けて・・・
今度は吹雪になってたー!
何だかかわいそうな事になってるし。
雪と共に、わたしたちを重さで守ってくれた・・・
スチールベルト と、
昨日わたしに灯油ぶっかけた“永ちゃんw”
名誉挽回♪
☆Wグリーンレンジャー☆
ぐったり疲れてしまって朝食は
こんなんでいいや。
さ、さっさと撤収作業だね
ゴローが荷物運ぶ時の為に、こういうがさばって持ち運びもめんどくさいやつを
ぐるっとひとまとめにするやつ(ロールになってるやつ)を持ってきた。(100均にあるよね)
こうすると動かなくて一気に運びやすいし、大変いいらしいよ。
すっかり埋もれてしまって(しかもカチコチ状態)、全然どけてくれない雪集団 笑
なんとかよけたけど、まるで岩みたいに固まってて重いのなんのって!
悪戦苦闘しながら撤収作業してたら、なにやらぞろぞろと人がやってきた。
お?例の韓国の撮影か?
と、こっそりのぞいてみたりして。
・・・よく見えないや。
昨日わたしたちが苦心してつけた小道とか、普通に使ってるし。
ま、しゃーないか~・・・って思ってたら・・・・
あれ?
みんな移動して、全然違うとこで準備はじめてるよ?
昨日、あんな大変な思いして移動したのに・・・
そこ、使わないんかい?!( ̄д ̄)エー
そんな光景を横目に見ながら、どんどんこちらも進めていったんだけど
ポールが凍りついて、折りたためなく(抜けなく)なってたよ~
これはセンターハウス内の薪ストーブに解凍してもらうしかないっしょ~
すぐ解凍できたね。良かった~!
帰りは・・・
吹雪がハンパなくなってたね。
もうね、なんも見えなくなってるし小道具の雪だるまも眉毛と目しか判別できないよ
撮影スタッフ大変だね。
今回はとにかくアクシデントが多すぎて大変だった!
ポールと共に暖まりながら、わたしが
「これも楽しい想い出になるんじゃない♪」
と笑顔でいうと、ゴローは吹き出した。
「いいか?まーどぅん。“想い出”イコール“楽しい”わけじゃないからな?」
でも、今。
楽しかったな~ってしか思わないけどね
まどぅーーーーーーん☆-ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノイエーイ
※ほんとは帰り途のこともあったんだけどね、もう、長すぎて大変なのでまた今度♪